弊社は創業以来、「ご家庭にあってはならぬ、社会になくては困る」という精神および社会的責任のもと 本業に取り組んで参りました。

明治のころまで葬儀はもともとそれを業とするものはなく、まさに地域と宗教者が 一体となって取り組む、ムラをあげての一大行事であったと聞きます。人は本当に悲しみの中に身をおいた時、 そこに手を差し伸べていたのは近くにいるムラの仲間であったでしょう・・・。昨今では個性化、合理化、無縁化など という社会的環境の変化によって地域とのつながりが希薄になってしまいました。しかし、私たち日本人は「絆」という 強くて優しい言葉を持ち、それを再認識する出来事もありました。時代は流れても人を弔う心に変化はないはずです。

弊社はそのお手伝いをさせていただくことを業とし、120有余年の時が過ぎました。故人を偲び、厳粛な儀式の場を提供 させていただくことが私たちの使命です。この原点を忘れることなく、今後も業務に対し一生懸命、誠実に取り組んで参ります。